いろいろな話281

巨大な詐欺! 〜Co2は悪くない!〜

 

「Co2排出は温暖化に無関係で、
 削減うんぬんは、世界的な詐欺行為である。」

最近毎日耳にする話題。
「Co2排出が原因による地球温暖化」
でもそれは本当なんだろうか?

ふと疑問を覚え、色々なところで勉強してみて、
その結果行き着いた結論が先ほどのようなこと。

なぜならば、

@地球の平均気温は確かに上がってきているが、
それ自体は大騒ぎするほどのことではない。
だが、気候の変化に伴う様々な弊害への対応にこそは迅速に対応すべき。
(たとえば、生物分布の変化に伴う感染症の拡大など。)

A気温上昇の原因がCo2排出増大ではなく、
気温上昇の結果がCo2の増大。(100〜1000年程度のスパンでは。)

地球規模での気温上昇の原因は、
周期的な太陽活動がもっとも影響が大きい。
だから、気温上昇は自然現象の一つで、
温暖化を食い止めるということは、
地球の自転を止めるのと同じくらいナンセンスな議論。
また、温室効果にしても、Co2の果たす役割はかなり小さく、
数割増えたところでその影響は無視できる程度。

B化石燃料の使用がCo2排出量の主な増加の原因ではない。

(以上の根拠は長くなるので気になる方は私の次の日記へ。)

ではなぜ、今このように大きく騒ぎ立てられているのか?
先進国が後進国のCo2排出に目くじらを立てたり、
各国で排出量の取引をしたりしているのか?

実はそここそが私が疑問を抱き始めたところで、
そういう議論が出てきた時点でこう感じていたのです。

「あれ?環境問題がいつのまにか経済問題にすり替わってない?」

案の定気がつくと、わけのわからない取引と費用負担で、
恐ろしい金額のお金が動き回ってきております。
そうなるといよいよ、
「おいおい、他にもっとお金をつぎ込むべきジャンルがあるやろ?」
(食糧問題、感染症問題、各国の経済格差…)

あっという間に「環境ビジネス」とも言うべき新しい経済ジャンルが出来上がってしまったのです。
しかもそれは「作物を作って売る」、「モノを作って売る」、「情報を発信して売る」、
そういった今までにあったジャンルとは全く別に存在できる上に、
そのすべてに上乗せできるという凄く便利なジャンル!

経済が行き詰まった時ほど、新ジャンルが魅力的になるんですが、
丁度「温暖化」が叫ばれ始めた時期と、
いわゆる東西冷戦が終結し(軍事)経済に陰りが出た時期、
この二つが妙に符合するんですよ…
(実はフロンガスのときも、それの代替ガスが発明されたほんの数年後から急に騒がれ始めたのですよ。)


このジャンルが世界規模で動き出せば、
いったいどれほど巨額の富が動き出すか…
目ざとい人間ならよだれがタラタラでしょうね。

でも、そのためにはいかにして世界中を踊らすか、
それがが一番重要となります。
そこでこう考えたのでしょう…

先進国に住む人間は、
自分たちが享受している便利さと快適さが、
自然破壊や、環境破壊などの犠牲の上にあることは自覚している。
だから誰もが多かれ少なかれそのことに罪悪感を抱いているので、
その罪悪感をどうにかしたいとは感じている。
とはいえ、だからといって今の快適さを手放すことも出来ないし、
多額の費用を負担しようとは思わない。
だけれども、その負担が我慢できるほどのレベルならば、
罪悪感をぬぐうために自ら好んで出費したがるはず。
(まさに罪滅ぼしの免罪符ですね。)

なんとまあ、うまい方法!
あたかも自分自身が考えて、選択したかのように錯覚させられる!
誰もが持っている罪悪感という弱みに付け込むのだから、
いわば、これ以上ないほど失敗のない上手な詐欺!

今回の政府や各国の動きなんてまさにそうでしょ?
まずは、大義名分を用意しておき、
いたずらにこちらの恐怖心と罪悪感をあおり、
そのうえで「費用負担」という罪滅ぼしの手段を提示して、
(見た目は)自主的に出費させる。

でもこれには大前提の「大義名分」と「恐怖心」と「罪悪感」が必要。
だからこそ、躍起になってこういうのですよ。

「温暖化は怖い!その原因はCo2、
そしてそれを生み出しているのは人間の経済活動!」

どうですか?
こう考えるとすべてのつじつまが合うと思いませんか?


そして何よりこの詐欺の許せないところは、
Co2削減により温暖化に歯止めがかけれれば、
(実際は不可能なんですが)
砂漠化や、感染症、食糧問題、
そういうものも一気に解決するという、
そういうバカげた嘘っぱちを人々に植え付け、
それらの問題の本当の原因から目を背けさせているところ!
つまりは、経済界にとって一番規制をかけられては困る部分の問題を、
自分達にとって一番リスクの少ないCo2という問題にすり替えて、
そしてごまかしているところ。
これは結局将来のリスクを増大させるだけで、
問題の解決どころか、新たな火種を放置していることといえます。


なお以上の考え方は、温暖化を恐ろしい現象として捉え、
そして、その原因をCo2排出量増加と特定している、
そういう考え方を批判しているのであって、
いわゆる環境問題そのものを否定しているのではありません。

その問題は、確かに誰もが真剣に取り組まねばならない事柄だから。





巨大な詐欺! 〜理由編〜
【理由】

かなりかいつまんですっ飛ばしておりますので、
内容はかなり乱暴です。


@
地球の平均気温が上がっているのは事実だが、
それは過去数百年単位で捕らえてみても
異常と呼べるほどのレベルではない。
(日本でいえば奈良時代〜平安時代の気温上昇期とほぼ々レベル)
よって、過去と同じレベルで次は気温は下がり、寒冷期に入る。

また提示されている気温データの観測地点は、
陸地の多い北半球のしかも都市部に偏っており、
森林地帯や海面のデータがほとんどない。
つまりこれでは、気温の上昇が地球自体の温暖化によるものか、
陸地、つまり都市部のヒートアイランド現象によるものか、
つまり地球全体か、特定地域の局地的な現象かができない。
(どちらかというとヒートアイランド原因の方が濃厚)

また陸地の砂漠化や海岸線の消失についても、
気候の変動というよりは、
耕作地の放棄や森林伐採による土砂流失の可能性が高い。
そしてこれらの現象がよく見られる国々には、
穀物輸出国からの過剰輸入により自国の農業が破綻しかけているという共通点がある。
(そのほとんどは大国の軍事介入か資本介入があって国政が乱れた国)

なお、穀物輸出国の穀物収穫量増大は、
主に化学肥料などの発達が原因であって、
土地そのもの養分はすでに使い果たしつつある。
したがって、他の国の耕作地が砂漠化することは、
将来における食糧事情に重大な危険性をはらんでいる。

実はこの議論が始まる数10年程前には、
むしろ「地球寒冷化」の方を問題視する声が多く、
今でもその考え方の方が正しいと思われるので、
この砂漠化問題はいよいよ急務であると思います。


A
「Co2が増えれば増えるだけ温まるというのは大きな誤解。」
なぜならば、Co2そのものは、熱を発生させるものではなく、
地表の熱を逃がさない断熱材の役目を果たしている。
もっと正確に言うと、熱源となる特定の波長を吸収しているだけ。
だから、その特定の波長を吸収しきってしまえば、
それ以降はいくらCo2が増えても温室効果は期待できない。
(実はすでにCo2の吸収はすでに最大限近くに達しており、
今後どれだけ増えても温室効果には影響がないという考えもある。)

そのうえ、実はCo2が吸収できる特定波長はかなり範囲が狭く、
温室効果に与える影響はかなり小さい。
実は温室効果の大部分を担っているのは大気中の水蒸気(H2O)であり、
これが効果のほぼ80〜90%を占めている。

だがなぜか、公の資料では偶然か意図的かは別にして、
「大気中の各成分による温暖化への寄与度」
を示す大気中の成分割合から、
この水蒸気がすっぽりとぬけ落ちております。
(ここらへんがすごく作為的に感じませんか?)
となると嫌でもCo2が目に付くところとなります。

以上のことから、産業革命後Co2の排出量が2割程度増えたとしても、
それが平均気温を数度押し上げるほどの温室効果をもたらすとは考えられない。

具体的な数字であげると…

仮に温室効果がなかった場合の地表の平均気温を−18℃とし、
現在の平均気温を15℃とすると、
その差33℃程度が空気がもたらす温室効果ということになります。
そのうちその9割超を担うのが水蒸気なので約32℃相当、
だから残りの1℃を他の成分が担ってることとなります。
そして、その残りの成分のうちCo2が占める割合は60%ほど(政府発表数値)なので、
Co2が全体に及ぼす割合は1.87%。
試算では、産業革命以降Co2の排出量は2割増大したとのことですが、
仮にそれで考えたとして全体に与える影響は+0.374%(全体で2.25%)
ゆえに気温に直すと、理屈の上では最大0.11594℃だけの上昇。
(実際にはCo2よりも熱吸収は大きいガスが他にあるのでこれよりも影響は小さい)
だからこれが原因で温暖化だとか、
ましてや今後数年で数度上げることなんか不可能!


だが反対に気温が上昇すると、
海水温度が上がりそこからCo2が発生するのでCo2は増える。
(液体の温度が上がるほど、気体は液体に溶けにくくなるから)
そしてなにより、地球上でもっとも大きなCo2の発生源は実は海。
だから、人間の経済活動などさして影響しない。

実は、過去(1992年1993年)に派手に経済活動が行われ、
大量にCo2が排出されていたにもかかわらず、
Co2の増大がなかった年がありました。
実はこれは大規模な火山活動があった年で、
その火山灰の影響のため気温が上昇しなかったために、
海水からのCo2供給がなかったからである。
(こういうデータはきちんとあるのに、絶対無視される。)

ハワイの観測所の作成したCo2と気温上昇の関係を示したデータでは、
はっきりと気温の上昇の後にCo2の量が増大していることが示され、
その変動周期が11年ごと、
つまり、太陽の黒点周期にぴったりと符合することも見て取れます。


B
化石燃料によるCo2の発生量は年間約6ギガトン(1ギガトンは10億トン)
うち2ギガトンは海に溶け、
1ギガトンは光合成で消費、
残り3ギガトンが大気に残存する。
しかし、自然界においては大気中に750ギガトン存在し、
生命活動や石灰岩の風化などで200ギガトンほど自然発生している。
(うち110ギガトンは光合成消費)
つまり、何もせずとも90ギガトンは増大していくことになる。
ということは、化石燃料の与える影響は最大で考えても、
全体の3%ほどである。
しかも、その量は地球全体の温室効果のうちCo2が担う約1割のうちの0.004%にすぎないので、
温室効果全体に及ぼす影響を考えるとわずか、0.000012%!
これは無視してもいいレベルです。

よく言われるように、1600年と現在を比較し、
Co2が3割増えたのが化石燃料が原因というならば、
400年の間絶え間なく現在の消費量の10倍を使い続けておかねばならず、それは技術的にも歴史的にも不可能。

だからCo2増大の原因を化石燃料に求めるのはあまりにも不合理。


なお、気温上昇の要因は、今のところ全体的には太陽の活動期の周期がもっとも影響力を持っているが、
その他の要素が多すぎるため、その因果関係を一つの要因に求めることはできない。


ということなんですよ。

で、余談ですが…
温室効果をCo2の23倍とか想定しているメタンや、
数千倍数万倍と想定しているフロンだったら、
その排出量取引金額は気が遠くなるほど高額になるでしょうね♪

そもそもすでに自然界にあふれ
温室効果でいえば飽和状態にあるCo2に比べたら、
まだまあ余地のある、
存在自体が希少な他のガスの効果がCo2の何倍にもなるのは当たり前!
ましてやそれが気温上昇に与える影響なんて微々たるもの…


てなわけで、本当にはしょって説明しておりますので、
もし疑問を感じたり、もっとよく知りたいという方は
下記のリンク集でお勉強してみてください。
http://climatechange.sonnabakana.com/
いや〜、こういうときネットってすごく便利ですね!

次へ

トップへ